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株の注文方法の一つ逆指値とは?

株の注文方法の一つ逆指値とは?

株式取引とは、取引所に上場している企業の株式を売買することです。
安い価格で購入した株式を、より高い価格で売却して、売却益を狙うのが基本です。
しかし、あまり株価を確認せずに適当なタイミングで売買を行っても利益を出すことは難しく、逆に、大きな損失が発生することにもなりかねません。

売却益を安定して出すためには、買い注文や売り注文を、現在の株価を注視しながら適切なタイミングで行うことが重要です。
売買に使用する注文方法にはさまざまなものがありますが、特によく使用されるのはは、指値、成行、逆指値です。
それらの特徴をよく踏まえ、状況によってうまく使い分けることが大切です。

指値注文は、現在の株価よりも有利な方向の値段を指定して行う注文です。
具体的には、現在よりも株価が下がったときに購入したい場合、あるいは、現在よりも株価が上がった場合に保有銘柄を売却したい場合に使用します。
必ず指定した価格で約定しますので、価格を決めて売買したい場合に有効です。

これに対して、成行注文は値段を指定しない注文です。
この成行注文の特徴は指値注文よりも優先して注文が約定しやすい点にあります。
例えば、ある値段に多くの指値注文が並んでいる状態で指値注文を入れると、その新規の注文は既に存在する指値注文の後に回されます。

しかし、成行注文で発注すれば、指値注文よりも優先して約定することから、どうしても買いたい、あるいは、売りたい場合に有効です。
ただし、成行注文では値段を指定しないため、株価が大きく上下に変動している状況で成行注文を出した場合に、現在の値段からは大きく離れた価格で約定してしまう場合がある点には注意が必要です。

逆指値は、指値注文とは対照的に、現在の価格から不利な方向の価格を指定して発注する注文です。
ある銘柄を保有している場合に、仮に値段が下がっていっても、ある価格では売却しておきたいという場合に、逆指値が威力を発揮します。

具体的に逆指値注文の例を紹介

まず、ある銘柄を保有している場合の逆指値の使用例を説明しましょう。
既に含み益が出ている保有銘柄について、最低限の売却益を確保したい場合や、含み損が発生している銘柄について、これ以上含み損が膨らまないように、一定以下で損切りしたい場合に使用されます。

500円の株価で購入した銘柄について、現在の価格が700円であったとしましょう。
現状では200円分の含み益が存在することになります。
今後、株価が下落した場合でも、一定の売却益を確保しておきたい場合には、逆指値を600円として売り注文を発注します。

投資家心理として、現在含み益が出ている場合に株価が下落した場合、この下落は一時的で、また再び上昇するはずだ、と思ってしまうのが常です。
しかし、そのような希望通りに変動するとは限りません。
下落が一時的どころか下降トレンドの始まりであったとしたら、売りのタイミングを逃して売却益を得るどころか、含み損を抱えることにもなりかねません。

しかし、上の例のように逆指値を入れておけば、700円の株価が600円まで下落したときに、この注文が約定して自動的に売却されます。
つまり、下落しているときに売ろうか売るまいか悩んでしまうことがなく、最低限の売却益を確保することができます。

また、逆指値は新規銘柄を購入する場合にも有効です。
どうしても購入したい銘柄がある場合に、投資家心理からは、ちょっと下がったところで購入したくなり、指値注文を入れることが多くなります。

しかし、人気の銘柄で、しかも、株価が上昇トレンドを描いている場合には、少し下落することなく一直線に上昇してしまうことがあります。
この場合に指値注文を入れるのでは買い損ねしてしまいます。

その場合には、指値注文に加えて、現在の価格よりも少し高い値段で逆指値を入れておくことが有効です。
なお、現在よりもちょっと上昇したら成行注文を発注するという手もありますが、この場合は、株価が上昇してしまったときに購入をためらってしまう可能性が高いです。
迷って結局購入できなくなることも考えられるなら、逆指値を入れておくのが有効です。

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